2020年の6月頃に株式会社zyyxの新卒選考を受けました。
結果としては2次(最終)選考で落選しましたが、ESの内容だったり、面接の雰囲気、どんな質問をされたのかを共有して、就活生の役に立てればと思い記事を書くことにしました。
下の目次の流れで、それぞれの選考ステップの内容と、それについての感想や失敗談から学んだことを書いていきます。
選考フロー
zyyxの募集要項にも書いていますが、次の流れです。
会社説明会 ==> 書類選考 ==> 1次選考 ==> 2次(最終)選考 ==> 内定
会社説明会を受けてから、書類選考に必要なフォーマットが送られてくるので、会社説明会は必須だと思います.
会社説明会
zyyxホームページからENTRYすることで、会社説明会案内のメールが送られてきます。
私はオンラインで会社説明会を受けました。確かgoogle meetsで説明会を受けたと思います。
説明会はマンツーマンで行われました。マンツーマンの説明会はとても疲れました。なぜなら説明をしている人の注意が私に集中しており,全く気が抜けず,さらにありがたいことに説明終了後にはたっぷりと質問時間が設けられておりそこでする質問を考えないといけないからです。
説明会はアイスブレイクから始まり和やかな雰囲気の下説明会が進んでいきました。どこに住んでるとか,ロフトベッドの下で説明会を受けていたのですがロフトベッドに頭を打つことはないのかなど…
説明をしてくださったのは役員の方で少し緊張しましたが、気さくな人で話しやすかったです。
会社説明会についてはこんな感じでしょうか。
書類選考の内容
私が選考を受けたときのESの項目は以下の通りです。
・学業,ゼミ,研究室などで取り組んだ内容 (100~300文字)
・自己PR (100~300文字)
・学生時代最も打ち込んだこと (100~300文字)
・当社を志望した理由をお聞かせください (100~400文字)
少し恥ずかしいですがESにどんなことを書いたのか、参考までに載せておきます。
ちなみにこんなESでも通りました。
学業,ゼミ,研究室などで取り組んだ内容 (100~300文字)
私の研究テーマは布の形状推定です。布を扱う作業の自動化への期待が背景にあります。具体的な研究内容は,布の概形と形状のデータをセットで収集し、AIを用いてその対応関係を学習させ、布の形状推定を行うことです。研究を進めていく中で、データに問題があることがわかりました。センサの位置が布に対して変わることにより、データの統一性がなくなる問題です。そこで、データ収集の基準となる位置をセンサから、布に対して位置が不変である机に変えることで、データに統一性を持たせて、推定精度を向上につながりました。研究を通して様々な問題に当たりましたが、地道に原因を特定し問題を解決していくことで、問題解決能力が付きました。
自己PR (100~300文字)
自習学習が得意です。学生時代からIT技術に興味がありプログラミングなどを自主学習していました。書籍やインターネットで情報を集めて、幅広く学習してきました。具体的にはPythonやC++、Linuxやネットワークについて勉強してきました。勉強をしていく中でこんなこともできるのかと日々発見があります。得た知識でsushida自動化のプログラムを作ったり、データ構造の実装などを行いました。最近はPythonのフレームワークFlaskを勉強しています。貴社の仕事に対しても強い興味を持っておりますので、自主的に学び成長し、会社の利益に貢献できるように頑張ります。
学生時代に最も打ち込んだこと (100~300文字)
最も打ち込んだことは勉学です。何かを知ること理解することが楽しいからです。興味のある科目は楽しく取り組むことが出来ますが、興味のない科目の場合そうはいかないです。そこでどうすれば楽しく取り組めるかを考え行きついたのが、黒板を使って友人と勉強する方法です。空いている教室で、時には講義のような形で、時には競争しながら勉学に励みました。黒板の使用によって先生のように振舞える高揚感などから楽しみながら勉強をすることが出来ました。結果3年次の最終成績では学科で10位以内に入ることが出来ました。このように工夫をして楽しみながら物事に取り組める力は今後も役立つと自負しています。
当社を志望した理由をお聞かせください (100~400文字)
大学生になりパソコンやスマート本を本格的に使うようになってからITに興味を持ち始めました。私の身の回りは様々なIT技術で囲まれており、日々利用し生活が便利になっています。自分自身でもITの勉強をして興味を持ち、自分でも開発をして生活を便利にしたいと思いIT企業に絞りました。IT業界の中でも貴社は様々な案件を扱っており、若手でも頑張り次第で上流工程に携わることが出来るなどスキルアップが可能なこと、説明会をしてくださった方が気さくで話しやすくまた、社員同士の仲が良いところに惹かれました。このような理由で貴社を志望いたしました。
ちなみに志望理由には多くの嘘が含まれています。
この記事には直接関係ないのですが、自己PRに書いた寿司打自動化プログラムの作り方についての記事を今後書いていこうと思っていますので、もしよければその記事も読んでみてください。
1次選考
1次選考はオンラインで行われました。
面接を担当してくださったのはエンジニアの方2人です。人事の方もオンラインのミーティングルームには入っていたのですが何も話さなかったです.
面接の雑談のような感じで進んでいきました。
面接では以下のような質問をされました。
・自身のプログラミング能力はどれくらいか
・プログラミングを始めたきっかけ
・志望動機
・強み/弱み
・将来は上流,下流のどちらをやっていきたいか
・趣味について
・研究について
面接の時間は30分位でした。趣味や研究についてやESに書いた内容について触れられました。
自分がどんな回答をしたのかはあまり覚えていないです。すいません….
一番上の、自身のプログラミング能力はどれくらいか、という質問は他の会社を受けたときにもされました。
未だにうまく答えられないですが、これから受ける人はどのように答えるのか考えておいた方がいいかもしれません.
1次選考の結果はメールで1週間後くらいに知らされます。
2次(最終)選考
2次選考(最終選考)は大阪の支社にて対面で行われました。面接を担当してくださる予定の人は3人いました。会社説明会をしてくださった方、代表取締役、専務の3人です。結果的には開発部長は大阪の支社にいらっしゃいましたが、説明会をしてくださった方は東京の支社からリモートで参加し、代表取締役は用事で欠席をしました。一体何のために来社させたのかいまだに疑問です。ちなみに交通費は出ないです.
さて愚痴はこのあたりでやめにして、面接の雰囲気や内容について書いていきます。
雰囲気に関しては1次面接の時以上に雑談のような感じでした。雑談のような雰囲気で応募者の素を引き出そうとしているのかもしれません。
面接では以下のような質問をされました。
・大学ではどういう勉強をしてきたか
・アルバイトは何をしてたか
・研究の内容
・ほかに受けている企業
・身長高いけど,何かスポーツやってた?
・住んでいる地域の話(雪は多いかとか)
・会社(zyyx)についてどう思うか
・失敗経験
・プログラミングを始めたきっかけ
・何か質問はないか(という質問)
この面接での一番の失敗は「失敗経験」に対する回答だと思います。私は失敗経験について聞かれたときに、雑談のような雰囲気から友達に話すテンションでただただ失敗を話してしまいました。話した内容は次の通りです.
「面倒な課題などを先延ばしにして、期日ぎりぎりに取り組み始めた。その結果期日に間に合わず、その授業はそれなりの成績評価をつけられた」と。
失敗した事実を淡々と話してしまったという失敗です。例えば「この経験から時間に余裕をもって取り組むようにしている」とかをつけ足せればよかったなと思っています。面接官は失敗から何を学ぶか、学べる人間かどうかっていうこと判断したいと思うので。
まとめ
今までの内容をまとめると、雑談のような雰囲気でも雑談をしてはいけないということです。あくまでも選考の場だということを忘れずに面接に取り組む必要があるということです。
以上でzyyxの選考についての記事を終わります。
もしzyyxの面接について他に知りたいことがあれば、コメントにて言っていただけると覚えている範囲で追記したいと思います。